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さまよう刃/東野圭吾

 

一人娘を虫けら以下のような男たちに弄ばれた上殺された父親が、その男たちの復讐に乗り出す、というストーリー。ほとんどの読者は、この父・長峰に復讐を遂げさせたい、と思うんじゃないだろうか。

結末は、う~ん、哀しい。犯人が未成年ということで、「加害者の人権が尊重されるこの社会」という問題をより一層考えさせられるけど、それ以上に「警察は何を守るのか?」「何が正義なのか?」が問われているように思う。

犯人のような連中が「更正」する確立なんて、宝くじ以下だろうと思う。実際、自分の「犯行」を面白おかしく自慢げに話す輩がいるという。そういうヤツらを弁護し、被害者の無念を考慮しない連中も、同じ穴のムジナだろう。犯人と一緒に「地獄へ堕ちろ」と言いたくなる。

スカッとできない結末だけど、でも小説としてはとてもすばらしく、文庫で約500ページでもあっという間に読めてしまう。映画化もされるようで、公開されたら見てみたい。
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